査定の前と後
査定の前と後で、確認することを分ける
公開日 / 編集: 村上祥太
査定を依頼する前は「誰に何を伝え、誰から連絡を受けるか」、査定額が届いた後は「その数字の前提と根拠」を確かめます。同じ査定でも、読む場所が変わります。
まだ査定を依頼していない
査定額を受け取った
- 今の状態
- 1社または複数の会社から、査定の数字が届いている
- 先に確認すること
- 数字の根拠と前提、回答日、売出価格とどう違うか
- 次に読むページ
- 査定額・売出価格・成約価格を分けて読む
3つの数字は同じものではない
査定額
提示した会社に、根拠や前提を聞く数字
売出価格
販売するときに掲げる価格
成約価格
実際の契約で合意した価格
3つを同じ欄に書かず、提示日・前提・どの段階の数字かを分けて記録します。複数の回答を比べる時は、同じ前提と質問を各社に渡します。どの会社に何が送られ、どこから連絡が来るかは連絡と情報提供の記事で確認します。
国の取引価格情報を読む時の注意
国土交通省は、取引の当事者へのアンケートをもとにした取引価格の情報を公開しており、2024年4月からは不動産情報ライブラリで取引価格・成約価格の情報を検索できます。制度の説明では、所在地は町・大字の単位、取引価格は有効数字2桁で提供されるとされています。
こうした情報は、地域の取引を知る手がかりにはなりますが、自分の物件の査定額や売れる価格ではありません。査定額の根拠を聞く時に、相談先が比べた事例と、公開情報の時期や条件がどう違うかを尋ねる材料にします。